私は自民・公明両党が12月16日に決定した、消費瀬税の軽減税率制度には問題が多すぎると思っています。2017年4月の消費増税を前提とした上で、景気への悪影響を減らし痛税感を和らげ、社会保障財源を確保しながら持続可能な社会をつくる、という困難極まる課題に立ち向かうためには、さしあたっての低所得者層対策としては、軽減税率ではなく給付付き税額控除を行うべきです。
私は、そもそも消費税の逆進性に関して懐疑的な立場です。ここでは詳しく触れませんが、ある時点での年収に占めるその時の税負担ではなく、その人の生涯収入に占める税負担で考えた場合、消費税はむしろ公平性が高い制度だと考えます。高所得者がヨリ多くの消費を行いヨリ多くの消費税を納め、低所得者がヨリ少ない消費をしヨリ少なく消費税を納めるのだとすれば当然の原理です。
それはともかく、何よりも問題なのは、軽減税率は低所得者対策であるとの建て付けですが、その効果は極めて限定的で所得再分配が望めないということです。家計支出において最初に削減対象となるのはどこの家庭でも食費です。軽減税率は当然ながら高所得者にも適用されますが、高所得者はより多くの飲食をします。そうだとすれば、高所得者がより多くの恩恵を受けることになります。これでは本末転倒です。
線引きに関する説明がわかりにくいところも問題です。苦肉の策なのでしょうが、トレーにのっている食料品が余分に課税されて、それ以外が課税されないというのは不明瞭です。印刷物の中で、新聞だけが対象外なのも不可解です。欧米では活字文化を守るために、広く印刷物が対象になっていますが、宅配の新聞だけが対象となるのは、メディアからの批判をかわすためと言われても仕方がないのではないでしょうか。
日本経済を支える中小企業の現場が、税率が複数になることによって混乱することも明らかです。実務家からすれば、制度はわかりやすく例外が少ない方が良いと決まっています。複雑で不明瞭な制度は仕事の能率を著しく下げるばかりか大幅なコスト増を招きます。税理士会を初めとした多くの団体が軽減税率導入に反対している中で、現場のご苦労にもっと耳を傾けるべきではないでしょうか。
代替財源の議論が皆無であることも問題です。本来、消費増税は社会保障財源に充てることが公約でした。財源が減るのなら、サービスを削るか、再増税で賄うのか二つに一つです。1兆円の税収減をどうするのか、不都合な話が先送りにされています。自民党の心ある幹部が、口々に批判的なコメントを出していることが実情を物語っています。これでは自公連立政権が参議院選挙対策のバラマキを行っていると言われても反論できないでしょう。
税金は安い方が良いというのは共通のホンネです。けれども、個人が独りでは生きていけず、互いに助け合わなければならないとすれば、所得応分の税負担をお願いした上で、痛税感を和らげるような制度設計が求められます。日本の将来を真剣に考えるのであれば、負担を子どもたちに押しつける愚行は止めるべきです。厳しい現実を見据えながらも希望のもてる政策を我々は語るべきで、次世代育成支援や女性の活躍支援などの人への投資をもっと深めたいと思います。
2015年12月18日
軽減税率ではなく、給付付き税額控除を行うべき
posted by 村越ひろたみ at 23:08| 政治放談
2014年12月10日
貧困の世代間連鎖
子どもたちの成長に家庭環境が大きく作用することがあります。記事にあるように、栄養ある食事を摂取できずにライフラインが止まってしまう。こうした環境では学校の勉強に取り組むことは困難です。その結果、学力低下を引き起こし、中退や中卒・高卒と就労に大きく不利となる状況に陥ってしまいます。低学歴は不安定な就労につながります。貧困状態が次の世代の貧困を生みます。生活保護受給世帯で育った子どもが生活保護を受給する割合は約25%と高くなります。貧困の連鎖を断ち切るには包括的な支援が必要です。まずは、子どもたちの生活の質の向上。そして、子どもたちの教育機会の確保が重要です。
いま、子どもたちの教育機会確保のために全国各地で無料学習支援(無料塾)が増えています。主に生活保護世帯の子どもで、学校の勉強についていけない高校進学を控えている子どもたちが通っています。中心になっているのは大学生のボランティアです。年齢の近い大学生が子どもたちと接することで、子どもたちと良い関係を構築することができて勉強にも力が入るそうです。子どもたちと良い関係ができると、雑談の中から子どもたちの家庭環境が垣間見え「毎日カップラーメンしか食べられない。」「今日家に帰っても食べるものがない。」といったように日々の食事にも困る子どもたちが多いことが浮き彫りになってきます。
子どもたちへの教育の機会の提供の前に、食事の提供など生きていく上で最低限の環境を保障から始めなければなりません。貧困状態に陥ると、最初に食費が削られてしまいます。「あさやけ子ども食堂」(http://toshimawakuwaku.com/asayake.html)というNPOでは地域の個人宅を開放し、地域住民と子どもたちで食事を食べる場所を開設しています。子どもたちの成長のための機会の平等を社会全体で担保していく取組は極めて重要と考えます。こうした先進事例をしっかりサポートしていていきます。
いま、子どもたちの教育機会確保のために全国各地で無料学習支援(無料塾)が増えています。主に生活保護世帯の子どもで、学校の勉強についていけない高校進学を控えている子どもたちが通っています。中心になっているのは大学生のボランティアです。年齢の近い大学生が子どもたちと接することで、子どもたちと良い関係を構築することができて勉強にも力が入るそうです。子どもたちと良い関係ができると、雑談の中から子どもたちの家庭環境が垣間見え「毎日カップラーメンしか食べられない。」「今日家に帰っても食べるものがない。」といったように日々の食事にも困る子どもたちが多いことが浮き彫りになってきます。
子どもたちへの教育の機会の提供の前に、食事の提供など生きていく上で最低限の環境を保障から始めなければなりません。貧困状態に陥ると、最初に食費が削られてしまいます。「あさやけ子ども食堂」(http://toshimawakuwaku.com/asayake.html)というNPOでは地域の個人宅を開放し、地域住民と子どもたちで食事を食べる場所を開設しています。子どもたちの成長のための機会の平等を社会全体で担保していく取組は極めて重要と考えます。こうした先進事例をしっかりサポートしていていきます。
posted by 村越ひろたみ at 00:43| 政治放談
2014年12月07日
夢すら持てない子どもたち
一般的に豊かと言われる日本にも、貧困状態におかれている子どもがたくさんいます。2014年7月に厚生労働省が発表した『国民生活基礎調査』によると、18歳未満の子どもの貧困率は16.3%と過去最悪の数字になりました。学校のクラスの10人に1人は貧困に喘ぐ子どもという計算になります。食事は給食の時だけしかとる事ができず、空腹でよるも眠る事ができない。毎日同じ服しか着ることができず、まして制服を買う余裕などない。さらには、電気や水道などのライフラインですら止まってしまう。
このような過酷な環境で生きる子どもが日本にも数多く存在します。また、お金がないために、やりたいことや将来の夢を諦めなくてはならなという側面もあります。高い学費を払えず、行きたい学校に行けない。部活動の道具も揃えられないため、好きなスポーツも断念する。必要最低限のお金がないことで、子どもたちは夢を持つ事すらできなくなります。
虐待や育児放棄など子どもを大切にできないのは、保護者だけが悪いのではありません。保護者自身も、一人で子育てをしたり、仕事をいくつも掛け持ちしたりすることで、必身体的にも精神的にギリギリの中、必死に生活しています。子どもたちは生まれてくる環境を選ぶことができません。だからこそ、どのような家庭や地域で育っても、平等に機会を与えられる日本であるべきです。最低限の生活の保障と生きていく「希望を持てる社会」の実現が必要です。まだまだたくさんの課題があります。こうした子どもや保護者の生活を少しでも向上させることを少しずつですが、取り組んでいきます。
このような過酷な環境で生きる子どもが日本にも数多く存在します。また、お金がないために、やりたいことや将来の夢を諦めなくてはならなという側面もあります。高い学費を払えず、行きたい学校に行けない。部活動の道具も揃えられないため、好きなスポーツも断念する。必要最低限のお金がないことで、子どもたちは夢を持つ事すらできなくなります。
虐待や育児放棄など子どもを大切にできないのは、保護者だけが悪いのではありません。保護者自身も、一人で子育てをしたり、仕事をいくつも掛け持ちしたりすることで、必身体的にも精神的にギリギリの中、必死に生活しています。子どもたちは生まれてくる環境を選ぶことができません。だからこそ、どのような家庭や地域で育っても、平等に機会を与えられる日本であるべきです。最低限の生活の保障と生きていく「希望を持てる社会」の実現が必要です。まだまだたくさんの課題があります。こうした子どもや保護者の生活を少しでも向上させることを少しずつですが、取り組んでいきます。
posted by 村越ひろたみ at 09:33| 政治放談
2014年05月03日
5月のタウンミーティングのお知らせ
みなさまこんにちは。ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか。
5月もタウンミーティングを行い国政・県政・市政の報告を行いながらみなさまからご意見を伺う時間を設けたいと考えております。お時間がございましたら奮ってご参加ください。
【市川】
5月17日(土)
・時 間:14:45開場、15:00開会
・場 所:市川i-Linkルーム(市川駅南口行政サービスセンター内)
・内 容:活動報告/村越ひろたみ(前衆議院議員)
活動報告/守屋貴子(市川市議会議員)
・参加費:無料
【浦安】
5月31日(土)
・時 間:9:45開場、10:00開会
・場 所:浦安市民プラザWAVE101(JR新浦安駅前ショッパーズ4階)
・内 容:活動報告/村越ひろたみ(前衆議院議員)
県政報告/矢崎けんたろう(千葉県議会議員)
市政報告/岡野じゅん子(浦安市議会議員)
・参加費:無料
ご参加頂ける方は、事前にご連絡をくだされば幸いです。
もちろん、当日の直接参加もOKです。
==============
民主党千葉県第5区総支部・衆議院議員村越ひろたみ事務所
〒272-0023
千葉県市川市南八幡4−12−5京成サンコーポ市川1306
TEL:047-711-0912
FAX:047-711-0913
mail:info@hirotami.jp
5月もタウンミーティングを行い国政・県政・市政の報告を行いながらみなさまからご意見を伺う時間を設けたいと考えております。お時間がございましたら奮ってご参加ください。
【市川】
5月17日(土)
・時 間:14:45開場、15:00開会
・場 所:市川i-Linkルーム(市川駅南口行政サービスセンター内)
・内 容:活動報告/村越ひろたみ(前衆議院議員)
活動報告/守屋貴子(市川市議会議員)
・参加費:無料
【浦安】
5月31日(土)
・時 間:9:45開場、10:00開会
・場 所:浦安市民プラザWAVE101(JR新浦安駅前ショッパーズ4階)
・内 容:活動報告/村越ひろたみ(前衆議院議員)
県政報告/矢崎けんたろう(千葉県議会議員)
市政報告/岡野じゅん子(浦安市議会議員)
・参加費:無料
ご参加頂ける方は、事前にご連絡をくだされば幸いです。
もちろん、当日の直接参加もOKです。
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民主党千葉県第5区総支部・衆議院議員村越ひろたみ事務所
〒272-0023
千葉県市川市南八幡4−12−5京成サンコーポ市川1306
TEL:047-711-0912
FAX:047-711-0913
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posted by 村越ひろたみ at 15:11| お知らせ
2014年03月11日
東日本大震災から3年経って
東日本大震災から3年が経ちました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともにご家族を亡くした方々、未だに故郷に帰ることが出来ていない方々に心よりお見舞いを申し上げます。3年前の3月11日14:46分当時、私は議員会館の事務所で来客対応をしていました。大きな揺れに驚き事務所内の人員をどのように退避させようかと考えるばかりで、東北に巨大な津波が押し寄せ、福島の原子力発電所で悲惨な事故が起きるとはよもや考えもしませんでした。その後、連日事務所に泊まり込んで、帰宅難民の支援や浦安を計画停電の指定区域から除外してもらう作業に走り回った記憶が甦ってきます。
しばらくして議会の仕事が復旧対応一色になり、液状化対策ワーキングチームを立ち上げ、復興特別委員会で東北の被災地を廻る活動に明け暮れましたが、常に頭から離れなかったのはは液状化被害で泥水と砂だらけになった浦安の街のことでした。さしあたって国全体どうするかという事に集中できたのは、ひとえに地元のみなさまの暖かい後押しがあったからこそと今でも感謝しています。液状化の被害には苦しめられているのだけれども所詮は生き死にの問題でないので東北のことを最優先でやってくれ、というような激励を沢山頂きました。これこそ利他精神そのものではないでしょうか。
浦安では市長のリーダーシップと市民のみなさまのご協力のお陰さまで急ピッチで復興が進んでいます。間違いなく浦安はそのブランドを取り戻せると確信しています。また、市川でも放射性物質汚染のホットスポットが危惧されましたが、これも早急な対応のお陰で市民生活は平穏を取り戻すことができました。十分だったかどうかは市民のみなさまのご判断を待つばかりですが、これらの仕事に少なからず関わることが出来たのは良かったと思っています。もちろん、やるべき課題は国でも地元でも沢山残されているので継続して取り組みたいと思います。
復興を考えることは、とりもなおさず日本のグランドデザインをどう描くかということです。しかし、東北につぎ込まれている復興予算が将来の防災のために適切に用いられているか、国のエネルギーをどうするのか、ハッキリしないところがあります。野党の立場になりましたが、建設的な意見をし続けなければならないと思いを新たにしています。とりわけ、これを機に脱原発をどうやって進めるかということは再び活発な議論をしなければなりません。それなくしては被災された方々に申し訳が立たないと強く思う次第です。
しばらくして議会の仕事が復旧対応一色になり、液状化対策ワーキングチームを立ち上げ、復興特別委員会で東北の被災地を廻る活動に明け暮れましたが、常に頭から離れなかったのはは液状化被害で泥水と砂だらけになった浦安の街のことでした。さしあたって国全体どうするかという事に集中できたのは、ひとえに地元のみなさまの暖かい後押しがあったからこそと今でも感謝しています。液状化の被害には苦しめられているのだけれども所詮は生き死にの問題でないので東北のことを最優先でやってくれ、というような激励を沢山頂きました。これこそ利他精神そのものではないでしょうか。
浦安では市長のリーダーシップと市民のみなさまのご協力のお陰さまで急ピッチで復興が進んでいます。間違いなく浦安はそのブランドを取り戻せると確信しています。また、市川でも放射性物質汚染のホットスポットが危惧されましたが、これも早急な対応のお陰で市民生活は平穏を取り戻すことができました。十分だったかどうかは市民のみなさまのご判断を待つばかりですが、これらの仕事に少なからず関わることが出来たのは良かったと思っています。もちろん、やるべき課題は国でも地元でも沢山残されているので継続して取り組みたいと思います。
復興を考えることは、とりもなおさず日本のグランドデザインをどう描くかということです。しかし、東北につぎ込まれている復興予算が将来の防災のために適切に用いられているか、国のエネルギーをどうするのか、ハッキリしないところがあります。野党の立場になりましたが、建設的な意見をし続けなければならないと思いを新たにしています。とりわけ、これを機に脱原発をどうやって進めるかということは再び活発な議論をしなければなりません。それなくしては被災された方々に申し訳が立たないと強く思う次第です。
posted by 村越ひろたみ at 15:11| 政治放談
2014年03月05日
アベノミクスの間断無き検証を
安倍総理が就任して1年強が経ちました。政治の重責のひとつが先の見通しのきく社会をつくることにあるのだとすれば、景況感がなんとなく良くなった気がするという点でアベノミクスがもたらしたインパクトは大きかったと思います。しかし、アベノミクスが正しい政策だったのか足をひっぱる意味ではなく健全な視点で監視をし続けなければいけないと考えます。
問題はアベノミクスが当初の目的を果たしていないということです。アベノミクスの狙いは、円安に誘導することで輸出分野を復活させ、製造業の空洞化を阻止するということにあったはずです(第一の矢)。しかしながら、輸出は数量ベースで停滞したままで空洞化に歯止めはかかっていません。経済は消費と投資と輸出を合わせたものですから、経済成長の度合いはそれぞれの増加分に左右されます。輸出が伸びず、消費も増税前の先食い分だけで期待ができないとなると、自民党お得意の公共投資の出番となります。昨年の名目成長率1%達成に最も貢献したのは13%も増やした公共投資です(第二の矢)。しかし、公共投資に大盤振る舞いして有効需要を創出する方法が財政赤字という負の遺産をもたらすことを忘れてはなりません。
大事な事は、成長戦略の中身をどうするか(第三の矢)ということに尽きると考えます。横道に逸れますが、2020年の東京オリンピックに向けてどのように選手を育成すればよいかということに関して、スポーツジャーナリストの二宮清純氏が興味深い発言をしています。すなわち、トップの選手におカネをかけることよりも、競技者全体の裾野を広げる視点が一番大事であり、メダル獲得に近道はないとのことです。この話は大変示唆に富んでいると思います。経済財政政策に関しても同様の事がいえるでしょう。対症療法的政策を繰り返すばかりではなく長期的な視点に立って日本の産業構造を転換し、技術革新を促進するための次世代育成支援に力点を置きつつ財政赤字を減らす努力をするということだと思います。
脱原発を成長戦略の中心に据え着実に進めることで再生可能エネルギーを一大産業に育てて新たな雇用を生み出す、また、農地や農家を守るための農政ではなく日本の食の安全保障を担保するためにも農業を産業化することが不可欠だと考えます。公共投資ばかりではなく子育て支援や教育に力を入れ、国民の将来の不安を払拭するための長期的なビジョンをもって経済政策を考えるべきではないでしょうか。
問題はアベノミクスが当初の目的を果たしていないということです。アベノミクスの狙いは、円安に誘導することで輸出分野を復活させ、製造業の空洞化を阻止するということにあったはずです(第一の矢)。しかしながら、輸出は数量ベースで停滞したままで空洞化に歯止めはかかっていません。経済は消費と投資と輸出を合わせたものですから、経済成長の度合いはそれぞれの増加分に左右されます。輸出が伸びず、消費も増税前の先食い分だけで期待ができないとなると、自民党お得意の公共投資の出番となります。昨年の名目成長率1%達成に最も貢献したのは13%も増やした公共投資です(第二の矢)。しかし、公共投資に大盤振る舞いして有効需要を創出する方法が財政赤字という負の遺産をもたらすことを忘れてはなりません。
大事な事は、成長戦略の中身をどうするか(第三の矢)ということに尽きると考えます。横道に逸れますが、2020年の東京オリンピックに向けてどのように選手を育成すればよいかということに関して、スポーツジャーナリストの二宮清純氏が興味深い発言をしています。すなわち、トップの選手におカネをかけることよりも、競技者全体の裾野を広げる視点が一番大事であり、メダル獲得に近道はないとのことです。この話は大変示唆に富んでいると思います。経済財政政策に関しても同様の事がいえるでしょう。対症療法的政策を繰り返すばかりではなく長期的な視点に立って日本の産業構造を転換し、技術革新を促進するための次世代育成支援に力点を置きつつ財政赤字を減らす努力をするということだと思います。
脱原発を成長戦略の中心に据え着実に進めることで再生可能エネルギーを一大産業に育てて新たな雇用を生み出す、また、農地や農家を守るための農政ではなく日本の食の安全保障を担保するためにも農業を産業化することが不可欠だと考えます。公共投資ばかりではなく子育て支援や教育に力を入れ、国民の将来の不安を払拭するための長期的なビジョンをもって経済政策を考えるべきではないでしょうか。
posted by 村越ひろたみ at 15:11| 政治放談
2014年02月04日
2,3月タウンミーティングのご案内
2,3月タウンミーティングのご案内
地域に根ざした活動をめざして、毎月、会場を変えながら、それぞれの地域でタウンミーティングを開催しております。
2・3月は、下記の日程でタウンミーティングを企画いたしましたので、ご案内申し上げます。
お時間がございましたら、ご参加くだされば幸いです。
【市川】
3月1日(土)
・時 間:9:45開場、10:00開会
・場 所:市川i-Linkルーム(市川駅南口行政サービスセンター内)
・内 容:活動報告/村越ひろたみ(前衆議院議員)
活動報告/守屋貴子(市川市議会議員)
・参加費:無料
【浦安】
2月22日(土)
・時 間:16:15開場、16:30開会
3月16日(日)
・時 間:14:15開場、14:30開会
・場 所:浦安市民プラザWAVE101(JR新浦安駅前ショッパーズ4階)
・内 容:活動報告/村越ひろたみ(前衆議院議員)
県政報告/矢崎けんたろう(千葉県議会議員)
市政報告/岡野じゅん子(浦安市議会議員)
・参加費:無料
※浦安は両日とも浦安市民プラザWAVE101にて開催予定、時間の間違いにお気を付け下さい。
ご参加頂ける方は、事前にご連絡をくだされば幸いです。
もちろん、当日の直接参加もOKです。
※会場へのアクセスは、こちらをご参照ください。
==============
民主党千葉県第5区総支部・衆議院議員村越ひろたみ事務所
〒272-0023
千葉県市川市南八幡4−12−5京成サンコーポ市川1306
TEL:047-711-0912
FAX:047-711-0913
mail:info@hirotami.jp
地域に根ざした活動をめざして、毎月、会場を変えながら、それぞれの地域でタウンミーティングを開催しております。
2・3月は、下記の日程でタウンミーティングを企画いたしましたので、ご案内申し上げます。
お時間がございましたら、ご参加くだされば幸いです。
【市川】
3月1日(土)
・時 間:9:45開場、10:00開会
・場 所:市川i-Linkルーム(市川駅南口行政サービスセンター内)
・内 容:活動報告/村越ひろたみ(前衆議院議員)
活動報告/守屋貴子(市川市議会議員)
・参加費:無料
【浦安】
2月22日(土)
・時 間:16:15開場、16:30開会
3月16日(日)
・時 間:14:15開場、14:30開会
・場 所:浦安市民プラザWAVE101(JR新浦安駅前ショッパーズ4階)
・内 容:活動報告/村越ひろたみ(前衆議院議員)
県政報告/矢崎けんたろう(千葉県議会議員)
市政報告/岡野じゅん子(浦安市議会議員)
・参加費:無料
※浦安は両日とも浦安市民プラザWAVE101にて開催予定、時間の間違いにお気を付け下さい。
ご参加頂ける方は、事前にご連絡をくだされば幸いです。
もちろん、当日の直接参加もOKです。
※会場へのアクセスは、こちらをご参照ください。
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民主党千葉県第5区総支部・衆議院議員村越ひろたみ事務所
〒272-0023
千葉県市川市南八幡4−12−5京成サンコーポ市川1306
TEL:047-711-0912
FAX:047-711-0913
mail:info@hirotami.jp
posted by 村越ひろたみ at 15:11| お知らせ
2014年01月29日
千葉都民のための東京都知事選
東京都知事選の投票日が今度の日曜日に迫っています。しかし、その重要度からすれば盛り上がりに欠けているような気がします。よく言われることですが、都のGDPはオーストラリア並みでメキシコや韓国を上回る規模を誇ります。市川・浦安市民からすれば、日中は東京に出ていることで都の税収に大いに貢献している方がかなりいることからして対岸の出来事と捉えるべきではなく、一票くれとまでは言わないが意見を言わせてもらってもバチはあたらないだろう、と考えるべきだと思います。
首都の有権者の意思とその首長の動向が国の方向性に重大な影響を与えることは言うまでもないことですが、なにしろ争点がぼやけてしまっている気がしてなりません。脱原発は重要なテーマですがそれだけでは都民を納得させることはできないでしょう。オリンピックを成功させるということにしても2020年以降はどうする?ということになるでしょう。少子化・高齢化に加えて都心に人口が集中し周辺部が過疎化していくなかでの災害対策や次世代育成支援、高齢者への配慮を含めた持続可能な首都づくりのためのビジョンこそが問われているに違いありません。応援団ばかりが全面に出ている候補者や売名目的の立候補とも受け取れる候補者、三強とそれ以外の有象無象というようなマスコミの取り上げ方には違和感を持ちます。
これを機に千葉に住んでいるけれども日中は東京で活動している人=千葉都民が都政を真剣に考える機会をもっと持つべきだと考える次第です。
首都の有権者の意思とその首長の動向が国の方向性に重大な影響を与えることは言うまでもないことですが、なにしろ争点がぼやけてしまっている気がしてなりません。脱原発は重要なテーマですがそれだけでは都民を納得させることはできないでしょう。オリンピックを成功させるということにしても2020年以降はどうする?ということになるでしょう。少子化・高齢化に加えて都心に人口が集中し周辺部が過疎化していくなかでの災害対策や次世代育成支援、高齢者への配慮を含めた持続可能な首都づくりのためのビジョンこそが問われているに違いありません。応援団ばかりが全面に出ている候補者や売名目的の立候補とも受け取れる候補者、三強とそれ以外の有象無象というようなマスコミの取り上げ方には違和感を持ちます。
これを機に千葉に住んでいるけれども日中は東京で活動している人=千葉都民が都政を真剣に考える機会をもっと持つべきだと考える次第です。
posted by 村越ひろたみ at 15:11| 政治放談
2014年01月03日
新年を迎えて
新春のお慶びを申し上げます。政権交代、つまり我々が野に下ってから1年が経ちました。
民主党に対する厳しいご意見をお聞きして参りましたがまだまだ信頼回復にはほど遠い状況です。
出直しを図る準備が完了していないからだと重く受け止めています。
政治には野党の存在が欠かせませんが、野党は与党の足を引っ張るのではなく、
多くの有権者の声を代弁した改革を打ち出し続ける存在でなければならないと思います。
農業や労働分野、教育や子育て支援など自民党では改革しきれない政策群が沢山あります。
また外交政策や国民の権利に関することなど自民党とは異なる哲学を採用するべき分野もあります。
そうだからこそ民主党が頑張らなければならないと考えています。
再びみなさまからの信頼を取り戻せる日まで地道な活動を続けていく覚悟です。
昨年は英国と米国に政府招待で出かける貴重な機会を頂きました。
この浪人期間中にしっかりと力を蓄え再びみなさまのお役にたてるよう頑張る覚悟です。
本年も厳しくも暖かい叱咤激励を頂きますようお願い申し上げます。
写真:ダウニング街10番地(イギリスの首相官邸)に入りました。中の様子をお見せできないのが残念です。
民主党に対する厳しいご意見をお聞きして参りましたがまだまだ信頼回復にはほど遠い状況です。
出直しを図る準備が完了していないからだと重く受け止めています。
政治には野党の存在が欠かせませんが、野党は与党の足を引っ張るのではなく、
多くの有権者の声を代弁した改革を打ち出し続ける存在でなければならないと思います。
農業や労働分野、教育や子育て支援など自民党では改革しきれない政策群が沢山あります。
また外交政策や国民の権利に関することなど自民党とは異なる哲学を採用するべき分野もあります。
そうだからこそ民主党が頑張らなければならないと考えています。
再びみなさまからの信頼を取り戻せる日まで地道な活動を続けていく覚悟です。
昨年は英国と米国に政府招待で出かける貴重な機会を頂きました。
この浪人期間中にしっかりと力を蓄え再びみなさまのお役にたてるよう頑張る覚悟です。
本年も厳しくも暖かい叱咤激励を頂きますようお願い申し上げます。
写真:ダウニング街10番地(イギリスの首相官邸)に入りました。中の様子をお見せできないのが残念です。
posted by 村越ひろたみ at 15:11| 政治放談
2013年07月18日
最終日20日(土)、長浜ひろゆき候補と野田前総理がJR市川駅南口にやって来ます!
こんにちは。
民主党千葉県第5区総支部・村越ひろたみ事務所です。
参議院選挙もいよいよ最終版です。
7月17日のブログでもお伝えしたとおり、マスコミ各社による参院選中盤・終盤の世論調査によれば、参院千葉県選挙区(定数3人)は、自民党の石井準一氏がトップを走り、その他の複数の候補者が団子状態で激しく競い合っているという、予断を許さない厳しい状況になっています。
選挙後の安部自民党の暴走をくい止めるためにも、政権交代可能なもう一つの極の中心に、民主党がしっかりと位置を占めなくてはなりません。
ぜひ長浜ひろゆき候補に、あと一歩のご支援をお寄せ下さい!!
【最終日20日(土)、長浜ひろゆき候補と野田前総理がJR市川駅南口にやって来ます!】
7月20日(土)、選挙戦の最終日、長浜ひろゆき候補と野田佳彦前総理がJR市川駅南口にやって来ます! これが千葉県第5区エリアで、街頭での最後の訴えとなります。
ぜひぜひ、周りの方々もお誘い合わせの上、市川駅南口にお集まり下さるよう、呼びかけます!!
【7月20日(土)】
17:10〜17:35
JR市川駅南口
==============
民主党千葉県第5区総支部 (総支部長:村越ひろたみ)
〒272-0023
千葉県市川市南八幡4-12-5京成サンコーポ市川1306
TEL:047-711-0912
FAX:047-711-0913
mail:info@hirotami.jp
民主党千葉県第5区総支部・村越ひろたみ事務所です。
参議院選挙もいよいよ最終版です。
7月17日のブログでもお伝えしたとおり、マスコミ各社による参院選中盤・終盤の世論調査によれば、参院千葉県選挙区(定数3人)は、自民党の石井準一氏がトップを走り、その他の複数の候補者が団子状態で激しく競い合っているという、予断を許さない厳しい状況になっています。
選挙後の安部自民党の暴走をくい止めるためにも、政権交代可能なもう一つの極の中心に、民主党がしっかりと位置を占めなくてはなりません。
ぜひ長浜ひろゆき候補に、あと一歩のご支援をお寄せ下さい!!
【最終日20日(土)、長浜ひろゆき候補と野田前総理がJR市川駅南口にやって来ます!】
7月20日(土)、選挙戦の最終日、長浜ひろゆき候補と野田佳彦前総理がJR市川駅南口にやって来ます! これが千葉県第5区エリアで、街頭での最後の訴えとなります。
ぜひぜひ、周りの方々もお誘い合わせの上、市川駅南口にお集まり下さるよう、呼びかけます!!
【7月20日(土)】
17:10〜17:35
JR市川駅南口
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民主党千葉県第5区総支部 (総支部長:村越ひろたみ)
〒272-0023
千葉県市川市南八幡4-12-5京成サンコーポ市川1306
TEL:047-711-0912
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mail:info@hirotami.jp
posted by 村越ひろたみ at 12:15| 無題