この間、いわゆる「メール問題」に関して、国民のみなさまにご迷惑をお掛けしたことをお詫びを申し上げたいと思います。
メール騒動そのものに関してはもとより、この間、予算委員会において、格差社会の問題・国民生活の安心安全の問題・平成18年度予算に関して財政改革論議等々、本来野党第一党としてするべきことをせずに、国会における空白期間を生み出してしまった罪は非常に大きいと考えています。
いまいちど、我々が昨年夏の総選挙で掲げた「もっと大事な事がある」というスローガンを我々自身がかみ締める必要があるのだと反省しております。
2006年02月28日
いわゆる「メール問題」について
posted by 村越ひろたみ at 10:57| 活動報告
2006年02月23日
あしなが育英会「心塾」


あしなが育英会が大学に通う遺児のみなさんの為に日野市に新たに建設した「心塾」の開塾式に参列してきました。
式典の後、玉井義臣あしなが育英会会長のお話をたっぷり伺う機会に恵まれましたが、遺児家庭の貧困の実態に立ち向かい、交通遺児の教育に身を捧げてこられた会長の社会運動家としての凄まじさをまじまじと見せつけられた思いです。
この心塾のすばらしいところは、設備や周りの環境が優れているところだけではなくて、塾生の人格陶冶のための数々の実践的プログラムが行われていることです。ここから大学に通学している塾生とお話をする機会を頂きましたが、社会感覚に富んだ優れた塾生が多いことに驚きました。
よく、民主党の若手は、政策論ばかりが得意で地に足が着いていない(運動が伴っていない)という指摘を受けます。玉井会長のお仕事を拝見していると、まさにその通りでして反省ひとしきりです。
posted by 村越ひろたみ at 13:26| 活動報告
本八幡駅

最近駅頭でお話をしていることは、ある種のスキャンダルネタばかりを国会で議論しているということは、非常に不健全なことであるということです。
いわゆる4点セット(@防衛施設庁の完成談合問題ABSE問題Bライブドア事件C耐震強度偽装)に加えて、D武部自民党幹事長の次男に対してライブドアから3000万円の振込がなされており、ホリエモン前社長が部下にメールでその具体的指示をしたかしなかったか、という問題が予算委員会を賑わせています。それぞれ、天下りをどうするか、食の安全保障をどう考えるのか、投資家の保護・市場の透明性をどのように担保するのか、住環境の安全安心をどうやってとりもどすのか、政治とカネの問題をいつになったら決着をつけるのか、という重大なテーマが背後に控えていると思います。
もちろん、メール問題に関しては、民主党が仕掛けた問題ですので責任ある議論をしてもらう義務があります。
表面的な事象にだけ着目をするのではなく、それを受けてどのような制度設計をするのか、という本質的な議論をしなければなりません。
posted by 村越ひろたみ at 14:18| 活動報告
2006年02月17日
アグリマイスター

唐突ですが、日本一のニンジン農家の方にお話を伺ってきました。
農業者というと、どことなく木訥としている方をイメージしてしまうのですが、この方は、穏やかな語り口の中から経験に裏打ちされた哲学と論理が伝わってくるとても立派な方でした。
この方は、「農業経営者」を自認されているのですが、農業者と農業経営者の違いは、作物を作ることだけを考えている者が農業者で、作物を作り、それを売ることを併せて考えている者が農業経営者だそうです。
なるほど、この方の作るニンジンは、フルーツニンジンというだけあって、とても甘く通常のニンジンよりも栄養価がヨリ高いそうです。つまり「売れる」ニンジンを作っているのです。「売れる」(=消費者が満足する)ニンジンを作るためには、収穫高(重さ)にこだわらず、ゆっくり時間をかけて育てることが大事だ、と仰っていました。
手間を惜しむとろくなことは無い、ということでなんでしょう。このことは、政治の世界でも全く同じことが言えるのではないでしょうか。
食糧自給率・食の安全保障の問題を含め、産業政策としての農業政策を今一度勉強したいと考えています。
posted by 村越ひろたみ at 11:51| 活動報告
2006年02月13日
Today is the first day of your rest of your life!!

本日で32歳になりました。同日生まれの方と合同誕生日パーティーをして頂きました。また、沢山の方からお祝いのお言葉を頂きました。みなさん本当にありがとうございます!!昨年に増して充実した年にしたいと思います。
思うに人生において、過去を顧みつつ、気分をリセットして翌日から新たな気持ちで歩み始めることはいつでも可能なんだと思います。その限りで、"Todyay is the first day of your rest of your life."「今日は余生の最初の一日目である。」というのは正しい気がしています。
posted by 村越ひろたみ at 00:06| 閑話休題
2006年02月11日
2006年02月08日
憲法学習会
晩から浦安市民の方々が自主的に運営なさっている憲法の勉強会に参加して来ました。参加者の方からリクエストのあった、@日本国憲法の規範的諸価値について、A憲法9条の理論的現状と論点整理、の二点に関してお話をさせて頂きました。
結論から言えば、憲法とは、国家権力を拘束し、国民の自由と諸権利を護るためのものであり、「憲法論争」を行う際には、そのことを念頭においておく必要があるということ、それから、憲法9条と自衛隊のあり方に関しては、あくまで現実的な視点から議論を行うことが肝要で、立憲主義と「自衛のための必要最小限度の実力」は両立する(つまり自衛隊は違憲ではない!)という話をさせて頂きました。
憲法9条に関しては、さしあたって、@自衛隊の合憲性をめぐる問題、A日米安保をめぐる問題、B有事法制の問題、C国際貢献に関する問題、という4つの論点があると思います。次回の勉強会では、これらの諸点に関してさらに議論を行うということになりました。
結論から言えば、憲法とは、国家権力を拘束し、国民の自由と諸権利を護るためのものであり、「憲法論争」を行う際には、そのことを念頭においておく必要があるということ、それから、憲法9条と自衛隊のあり方に関しては、あくまで現実的な視点から議論を行うことが肝要で、立憲主義と「自衛のための必要最小限度の実力」は両立する(つまり自衛隊は違憲ではない!)という話をさせて頂きました。
憲法9条に関しては、さしあたって、@自衛隊の合憲性をめぐる問題、A日米安保をめぐる問題、B有事法制の問題、C国際貢献に関する問題、という4つの論点があると思います。次回の勉強会では、これらの諸点に関してさらに議論を行うということになりました。
posted by 村越ひろたみ at 03:25| 活動報告