2006年02月17日

アグリマイスター

217.jpg

唐突ですが、日本一のニンジン農家の方にお話を伺ってきました。

農業者というと、どことなく木訥としている方をイメージしてしまうのですが、この方は、穏やかな語り口の中から経験に裏打ちされた哲学と論理が伝わってくるとても立派な方でした。

この方は、「農業経営者」を自認されているのですが、農業者と農業経営者の違いは、作物を作ることだけを考えている者が農業者で、作物を作り、それを売ることを併せて考えている者が農業経営者だそうです。

なるほど、この方の作るニンジンは、フルーツニンジンというだけあって、とても甘く通常のニンジンよりも栄養価がヨリ高いそうです。つまり「売れる」ニンジンを作っているのです。「売れる」(=消費者が満足する)ニンジンを作るためには、収穫高(重さ)にこだわらず、ゆっくり時間をかけて育てることが大事だ、と仰っていました。

手間を惜しむとろくなことは無い、ということでなんでしょう。このことは、政治の世界でも全く同じことが言えるのではないでしょうか。

食糧自給率・食の安全保障の問題を含め、産業政策としての農業政策を今一度勉強したいと考えています。


posted by 村越ひろたみ at 11:51| 活動報告