2007年02月20日

知事は決断を!

堂本知事の公約であった「三番瀬の再生」計画が千葉県三番瀬再生計画(事業計画)というかたちで発表されました。「保全」に向けた計画目標や取組が策定されたという点で一応の評価ができるものの、5年の月日を費やして半歩程度しか前進出来ていないというのは知事がリーダーシップを発揮しているとは言い難いと思います。

誤解を恐れずに言えば、三番瀬問題は、三番瀬円卓会議というある種の民主主義的議論の場を設けたことによって問題が悪化・混迷したように思います。様々な利害関係者が議論に参加したことによって、かえって出口が見えなくなったのです。

三番瀬が市川・浦安・船橋市民はおろか、千葉県民全体の心のオアシスでありつつげるためには(私の地元で一番好きな風景は、何を隠そう猫実川から見る三番瀬の光景です)、地元の漁師のみなさんが仰るように、三番瀬の生物多様性が担保され、自然のアメニティとしての価値を維持し続けるために、一旦手を入れて、ヘドロを掻き出して、海水の対流を確保するより他ないと思います。

政治の役割とは、普遍的な価値を追求するために、方向性をきちんと示して、それを実行するための決断をすることに尽きると思います。自然をまもるためにもまさにそうする必要があると考えます。


posted by 村越ひろたみ at 13:24| 政治放談