2007年12月23日

年末にあたって

2007年も早いもので残すところあと少しとなってしまいました。みなさまにおかれましてはどんな一年だったでしょうか。

私たちにとっては、みなさまから親身の叱咤激励を頂き続けたことで大変素晴らしい一年になりました。4月の統一地方選挙、7月の参議院選挙と選挙対策に大半を費やさざるをえませんでしたが、双方の選挙で良好な結果を出すことができましたし、野に下っている自分自身が、議席を有していない状況にあって、どんな政治活動ができるのか、思案をし及ばずながら奮闘努力ができた一年でした。

国立国府台病院の疑惑にまみれた払い下げの問題を追及し、食い止めることができましたし、浦安の介護施設における虐待の実態をメディアを通じて問題提起し、介護のあり方をみなさんと一緒に考え直す一助になれたとも自負しています。

そうだとすると、現職であってもそうでなくても、様々な政治活動が可能であることになる訳ですが、もう一つ痛感したことは、不正や腐敗を問いただしたり、追求することはできても、そもそも、そうした事態に至らないような仕組みをつくることは、政権与党の現職でないと難しい、ということです。

国民が相互に能力を十分発揮でき、多様な価値観が尊重され、公平な社会をつくりあげるためには、やはり、政権の交代(自民党から予算編成権を奪い返すこと)を実現しないと何もはじまらない、そう決意を新たにしております。

逆説的ですが、この一年間は過去五年間の政治活動の中で最も充実した年になりました。みなさまのご支援に心から感謝を申し上げるとともに、来る2008年度がみなさまにとって素晴らしい一年になりますよう心からご祈念申し上げまして、年末のごあいさつとさせて頂きます。一年間本当にありがとうございました。


posted by 村越ひろたみ at 10:31| 閑話休題

2007年12月20日

団藤重光先生

今朝の朝日新聞朝刊に、国連で死刑執行停止を求める決議が採択されたこと、鳩山法相が死刑執行に関して様々なコメントを出していること、に対する団藤重光先生(東京大学名誉教授、元最高裁判所判事)のコメントが掲載されていました。

在職中は死刑廃止議員連盟の幹事として活動をしていましたので、御年94歳の大先生(というか、神様みたいな人です)が相変わらず論陣を張っておられる事を大変嬉しく思うと同時に、活動が十分に出来ていない自分を不甲斐なく思いました。

死刑を廃止するのか存置するのかというのは、なかなか結論を出しにくい(私からすれば、廃止を説得しにくい)問題です。勿論、私は自信と確信をもって廃止論の立場を採っていますが、「じゃあ、自分の息子が殺された場合、アンタはどうするんだ。」と感情的に口撃?をしてくる妻を未だに言いくるめられない(笑)情けない状況にあります。

この記事の中で、団藤先生は、世論の大勢は存置論にあるから政治はそれに従うべきではないかという趣旨の質問に対して、政治とはそういうものでなくて、川が決壊して水が流れ出ているのを堤防を作って誘導するのが政治の役割だ、とコメントをされています。有名な『死刑廃止論』(有斐閣)のはしがきに、「デモクラシーはデマゴギーではない。」という言葉が引用されていますが、同じ趣旨かと思います。

ここでは、なぜ、死刑存置論が「デマゴギー」なのかという主張をすることをあえて避けますが、政治家の本当の役目は何か、という事を改めて考えさせられた思いです。


posted by 村越ひろたみ at 20:22| 閑話休題

2007年12月19日

薬害問題の真の解決を望む

薬害C型肝炎訴訟の和解協議が混沌としています

国≠裁判所と原告団が考える被害者の範囲があまりにもかけ離れているのが原因だと思われます。

政治が社会的弱者の救済を使命とするのであれば、政府は、予想される追加提訴者数(薬害被害者)をきちんと把握をした上で、妥当な賠償額を誠意をもって提示した上で、原告団に誠意を見せ、オープンな形で交渉をすすめていくべきなのではないでしょうか。

支持率と指導力の低下が囁かれる福田総理にとっては、汚名挽回の最大かつ最後のチャンスと思えますが、この間の福田さんの言動は心底理解に苦しみます。


posted by 村越ひろたみ at 09:07| 政治放談

2007年12月16日

会期再延長にあたって

開会中の臨時国会の会期延長が決定されたことで、給油新法の成立が事実上確定した、ということが言われています。

自民党が衆議院の三分の二を握っているからどうだ、とか、参議院でどのような形であれ、法案が否決をされるのだから両院協議会を開けばよいだとか、議決のプロセスに関する話題が先行していて、法案の中身や国際貢献のあり方に関する議論が一向に深まっていない気がしています。

プロセスの議論に注目が集まるのも確かに理由が無いわけではありません。「ねじれ国会」とか「逆転国会」とか言われる状況では、政策課題の調整や決着が困難になってくる訳でして、どうしたら当該局面を打開できるのか、ということが当事者以外の人たちにとっても主要な関心事になるのでしょう。

直近の国政選挙で勝利したのが民主党であるから、「直近の民意」を反映している参議院の意見を重視すれば良い、と言えればそれはそれで簡単なことなのでしょうが、政権が「直近の民意」だけで構成されている訳ではないのもまた事実です。

さしあたって、あくまで総選挙で衆議院の過半数を取った方が政権を担当し政策を実行できる訳ですから、国論を二分するような争点があった場合には、とりわけて総選挙を行うべきです。

福田政権も、給油新法が本当に大事な課題だと考えるのであれば、総選挙を通じて国民に説明をし啓蒙する努力を惜しんではならないと思います。タナボタで得た「三分の二」に拘泥しているようでは政治が国民のために機能するはずはありません。

因みに、現状の給油政策が、国際社会に貢献しておらず、感謝もされていないものに成り下がっており、ガソリンの国内価格がここまで暴騰している状況にあって給油を継続する理由は何もないように思います。

政府はまず、国内のガソリンの心配をするべきでしょう。


posted by 村越ひろたみ at 17:31| 政治放談

2007年12月09日

そもそも消費税でいいのか!??

消費税に関するコメントが常に巷間を賑わせているものの、現行制度が抱えている問題点や欠陥を指摘する声はほぼ皆無です。

つい先日も、政府税制調査会が、2008年度税制改正に向けた答申の中で消費税率アップの必要性を明記しましたし、自民党の税制調査会長も消費税を社会保障に使途を限定するべきだ、とのコメントを出してますし、その一方で、選挙を意識してのことなのか、肝心の福田首相が、2008年度は税制改革を行わない、と明言していたりもします。

経済界からも、1%の引き上げが2兆5千億円の税収増につながるから、とりあえず7%にして、段階的に10%にしていくべきだ、等の声は聞こえてくるものの、税率の議論をする前に制度の欠陥を改めるべきだという意見はありません。

現行制度は、?複雑すぎてわかりにくく、実務家の方にとっても煩雑なものになっている上に、?例外が多く、?いわゆる「益税」の問題があり、?不必要に誇張され過ぎている「逆進性」の問題があります。

税制が、あまねく「公平・中立・簡素」でなければならないとすれば、現行消費税制は大いに問題あり、と言わざるをえません。


posted by 村越ひろたみ at 14:35| 政治放談

2007年12月06日

電子投票で決まるのか?

今国会で電子投票を国政選挙に導入するための法改正が行われる運びになりました。

在職中に京都のとある自治体選挙で実際に電子投票を試験的に導入している様子を視察に行ったことがあります。単純に、効率性や正確性で割り切れない問題があるのではないか、当時そう感じた記憶があります。

電子投票を導入することで、選挙結果がスピーディーに判明したり、無効票の問題が解決したり、ということはおおむね歓迎すべきことだと思いますが、有権者のみなさんに「候補者の名前を書いて頂く作業」が無くなってしまう事に微妙な違和感を感じます。

そんな言い方をすると「俺の名前を書いてくれ!」と言わんばかりで(笑)、生意気な事を言っているように聞こえるかもしれません。

ただ、参政権を行使するという本来の意味での有権者の立場からすれば、投票という行動にはそれなりの重みがあるわけでして、「そこのところは良く考えて名前を書いて下さいね」という意味がある以上は、名前を書くという、余分であるかもしれないけれども、より積極的で能動的な参加行為があってもいいような気がしてなりません。

開票所に投票箱が集まってきて、それが一気に集計されていく作業などはまさに民主主義の縮図であって、学生のみなさんに是非社会科見学させるべきではないか、と常々思っています。

オマエは時代から取り残されている、と言われればそれまでですが…。


posted by 村越ひろたみ at 23:33| 政治放談

2007年12月04日

候補者研修会

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民主党本部が主催した候補者研修会に出掛けてきました。小沢代表から、自民党は疑獄事件やスキャンダルが頻発した時ほど選挙で良い結果を残している。それは、彼らが全てをかなぐり捨てて選挙運動をしてくるからだ。民主党の候補者は彼らの選挙に対する姿勢を見習うべきだ、との訓示がありました。

また、五百蔵洋一弁護士から「違反のない衆議院選挙をどう戦うか」とうお題で、公職選挙法に対するコンプライアンスをどう担保していけばよいのか、というお話があり、選挙違反の実例を交えて大変わかりやすいお話がありました。

そして最後に、馬淵澄夫代議士より、「小選挙区勝利にむけて」と題して、政治活動におけるマーケティング戦略の重要性に関するお話がありました。

政治活動を始めてから、かれこれ5年ほどが経ちますが、これほど集中的に政治活動に関するお話を聞いたことは無く、大変くたびれましたが(笑)、大変参考になりました。

個人的に、およそ政治活動やら選挙運動やらには模範解答なるものは存在せず、様々な意見を参考にしていきながら自身のスタイルをいわゆるベストミックスで創り上げていくしかない、常々考えています。

どうしたら、自身の想いをより多くの方々に伝えることができるのか、日々研鑽していかなければなりません。


posted by 村越ひろたみ at 11:29| 活動報告

2007年12月03日

常任幹事会

毎月第一月曜日は所属をしている民主党千葉県連の常任幹事会が開かれます。それに加えて、選挙が近くなってくると、常任幹事会と併せて選挙対策委員会が開かれます。

本日の常任幹事会では、長浜県連代表が目下取り組んでいる県連改革に関して議論がなされました。組織を有機的・機能的に改変していこうとの趣旨に全面的には賛同します。

会議後には広中和歌子参議院議員と「ポアンカレ予想」について盛り上がりました。広中さんのご主人である広中平祐博士は、著名な数学者であり、ポアンカレ予想を証明したペレリマン博士がノミネートされたフィールズ賞の受賞者でもあります。

それにしても、先だって放映されたNHKスペシャル『100年の難問はなぜ解けたのか〜天才数学者失踪の謎〜』は面白かったですねえ。

陽気な天才数学者が寝食を忘れて難題に取り組んでいくうちに、人付き合いを徹底的に避け、隠遁生活に入ってしまう件や、一旦は完全に廃れてしまった手法を用いてポアンカレ予想を解いた件は非常に興味深い話でした。


posted by 村越ひろたみ at 22:50| 活動報告

月曜の朝

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月曜日の朝というと、日曜日の晩の何とも重たい感覚よりはマシかもしれないけれど、今日からまた長い一週間が始まるよ…、と若干憂鬱な気持ちで通勤されている方が意外にに多いのではないでしょうか。

我々も実はそんなところがありまして、若干憂鬱な気持ちで通勤されているサラリーマンの方々に持論を展開するなどというのはさらにしんどかったりします。まあ、それでも気にせずにやっていますが(笑)。

しかしながら、早起きが死ぬほど苦手な私も、朝日を浴びながら駅に向かう爽快感は何ごとにも換え難いと思います。月曜日の駅頭がうまくいくとこの一週間が全てうまくいくような気がしてくるのです。


posted by 村越ひろたみ at 11:47| 政治放談

2007年12月02日

そもそも消費税でいいのか!??

総選挙の足音が聞こえてきていることもあって、与野党ともに消費税問題に触れることはよしておこう、というような雰囲気になっています。

私が尊敬して止まないある財務官僚が「政治家のみなさんは選挙があるから税金の話なんか出来ないでしょう。任期や選挙の無い官僚こそが、国民のみなさまに財政の危機的状況をご説明してご理解を頂かなければならない。」とおっしゃっていました。仮にそうだとしても、我々こそこの議論から逃げてはいけないと考えます。

財政再建や社会保障の議論をしていくうえで、歳出削減や税のムダづかいを無くすことの議論とのセットで、歳入の増加を図るためにはどうしたらよいのか、という議論を避けて通ることが出来ないというのは火を見るより明らかなことです。重税感を減らし、進んで?納税できる公平でわかりやすい税制を実現することではじめて活力ある経済が生まれるというものです。

直間比率を見直すべきだ、という議論が社会的コンセンサスを得ている以上、最も浸透している間接税である消費税が、そもそも適正な制度なのか、ということを、税率を何パーセントにしたらいいのだろうか、という議論よりも前に、徹底的に行うべきではないでしょうか。


posted by 村越ひろたみ at 15:15| 政治放談