2008年11月01日

三番瀬をまもる

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生物多様性が認められていながら埋め立てや干拓などで破壊の危機に瀕している湿原や湖沼、干潟を守るための国際的な枠組みであるラムサール条約に宮城県大崎市の化女沼など国内の4カ所があらたに登録されたそうです。

どうして、我々の三番瀬はこれに登録されないのでしょうか。

この件に関しては、浦安市選出の矢崎堅太郎県議会議員が前の定例県議会で鋭く堂本知事に迫ったことが記憶に新しいのですが、知事のリーダーシップの欠落は目に余るものがあります。

残された任期はあと僅かである訳ですから、保全に向けた方向性をハッキリと示していただきたいものです。そうでなければ、県政の失われた8年との批判を免れないでしょう。

去る6月に浦安市郷土博物館が企画をした複数の三番瀬に関する講演会に参加をしてきました。

干潟の役割やそこに棲む魚について、人口干潟の功罪等々様々なお話がありました。中でも興味深かったのは神奈川県の水産技術センターの工藤孝浩氏の「里海」論です。

里山と同様、海にも必要な限度で人間が手を入れていくことで自然環境をまもることができ、かつ、人間社会と海との距離が縮まっていくのだ、という考え方です。遊休埋立地を干潟や湿地に変えていくことで自然を再生させていくことも可能だそうです。

かつて、三番瀬では「アオギスの脚立釣り」が盛んだったそうです。引き潮で無数のプールが出来上がったところに脚立を持っていき、その上に座ってプールに取り残されたアオギスを釣っていたそうですが、絶滅してしまったアオギスが東京湾に復活して、こんな遊びが再びできるようになったら本当に素晴らしいと思います。源流での岩魚や山女魚のフライフィッシングにしか関心が無い私もこの釣りだけは是非とも経験をしてみたいものです。

三番瀬のアオギスに関しては多くの市民団体の方々が復活に向けて懸命に取り組んでおられます。是非ともご関心をもって頂きたいと思います。

写真は浦安駅前における今夜の演説風景です。こうして見るとあまり良い景観ではありませんね…。


posted by 村越ひろたみ at 11:42| 政治放談