2009年07月05日

「故人献金」問題について

鳩山代表が実際には献金をしていない方や亡くなった方の名前を用いて政治資金収支報告書に多額の寄附の申告をしていた問題に関して、国民の大多数のみなさんが説明が尽くされていないとお感じになっている以上、民主党としてあらゆる説明をしなければなりません。自公政権がここぞとばかりにこの問題を追及しようとしていることからしても尚更です。

それにしても、政治関係者はいい加減に「政治とカネの問題」に決着をつけて、カネの掛からない政治活動の仕組を作り上げないと本当に国民から愛想を尽かされてしまいます。今回の問題は、当該資金が脱法的に業者から提供されたものではなく、自分自身の資金を他者からのものと偽装して報告していたという点で、一連の西松問題とは本質的に異なるものですが、国民目線からすれば、政治家がカネ集めにばかり奔走していると思われても仕方がないでしょう。

責任の取り方を考えた際にも、日本人の美学に反するものがあったのかもしれません。政権交代を懸けた大勝負を前にして、代表職の進退問題に出来ない事情があるにせよ、「部下の責任は上司の責任」という社会通念があることも忘れてはなりません。これを期に、活動資金の上限規制(カネを集められなくする)や選挙運動の徹底した合理化(カネが掛からなくする)が検討されてしかるべきです。

普段、地元で政治活動をしていますと、現状の公職選挙法には様々な不合理を感じます。選挙になると数万枚のビラに選挙管理委員会から交付されるシールを一枚一枚張り付けなければビラを配ることが出来なかったり(最初から印刷しておけば良いと思います)、選挙区内にある900箇所近くの公営掲示板に一々ポスターを貼らなければならなかったり(最初から掲示板にポスターを印刷してしまえば合理的です)、インターネットを使った活動が未だに解禁されていなかったり、と理解しかねる作法?が沢山あります。

いずれにせよ、日本のために政権交代可能な二大政党制を作らなければいけないこのご時世に「支持政党なし」ということを堂々と表明されている方々が半数以上もおられる現状を政党人として真剣に反省しなければなりません。


posted by 村越ひろたみ at 21:37| 政治放談