2005年12月19日

年齢制限の合理性!?

一昨日、フィギュアスケートの国際大会グランプリで優勝した浅田真央さんが、国際スケート連盟が定めた年齢制限規定により来年2月のトリノ五輪に出場できない、ということに関して議論がなされています。

結論から言えば、スケートを純粋に楽しんでいる浅田さんの無垢な姿を見るにつけ、彼女がオリンピックで活躍する姿を是非とも見てみたいと思います。

浅田さんの五輪出場に対して否定的な意見の根拠としては、@かつて日本がこの規定を設けることに賛成したから、A一選手のためにわざわざ陳情をする訳にはいかない、B肉体的に十分に成長していない、という3点が聞こえてきます。

当然ながら、年齢制限規定を設けたことには、合理的な背景があるのでしょう。ですが、上述の3点は、希有な才能を持った選手を国際的な活躍の舞台に送り出さない理由としては甚だ不十分である気がします。

そもそも、年齢制限に拘泥すると、事実の説明ができなくなると思います。つまり、素晴らしい演技を行って世界一になった浅田さんが、あくまで「肉体的に十分に成長していない選手だ」ということになってしまいます。

そうだとしたら、スケート競技自体をバカにすること(肉体的に十分に成長していなくても世界一になれる程度のスポーツ)にもなりかねないと思うのですが…。今後の議論の行方を見守りたいと思います。


posted by 村越ひろたみ at 14:20| 閑話休題