2007年11月07日
問題の本質は…
防衛省の守屋前事務次官問題が物議をかもしているものの、世論の関心が集まっているのは、守屋前次官が軍需専門商社からゴルフの接待漬けを受けていた、とか、娘の留学の面倒を見てもらっていた、だとか、奥方がどうだ、とか、そういった話ばかりで、これはこれで看過できない話ではあるものの、本質的でないところにばかり報道が集中しているような気がしています。
問題は、こうした軍需専門商社が、調達の際に国に対して水増し請求を行っている事実があり、その見返りとして役人が、こうした会社に天下っている、という税金のムダづかいと役人の天下りがあいも変わらず横行している、ということのはずです。
税金のムダづかい構造と役人の天下り、業者の癒着を放置しておいて、増税の議論をするが如きは、本末を転倒していると言わざるをえません。
posted by 村越ひろたみ at 17:04| 活動報告