2007年12月06日

電子投票で決まるのか?

今国会で電子投票を国政選挙に導入するための法改正が行われる運びになりました。

在職中に京都のとある自治体選挙で実際に電子投票を試験的に導入している様子を視察に行ったことがあります。単純に、効率性や正確性で割り切れない問題があるのではないか、当時そう感じた記憶があります。

電子投票を導入することで、選挙結果がスピーディーに判明したり、無効票の問題が解決したり、ということはおおむね歓迎すべきことだと思いますが、有権者のみなさんに「候補者の名前を書いて頂く作業」が無くなってしまう事に微妙な違和感を感じます。

そんな言い方をすると「俺の名前を書いてくれ!」と言わんばかりで(笑)、生意気な事を言っているように聞こえるかもしれません。

ただ、参政権を行使するという本来の意味での有権者の立場からすれば、投票という行動にはそれなりの重みがあるわけでして、「そこのところは良く考えて名前を書いて下さいね」という意味がある以上は、名前を書くという、余分であるかもしれないけれども、より積極的で能動的な参加行為があってもいいような気がしてなりません。

開票所に投票箱が集まってきて、それが一気に集計されていく作業などはまさに民主主義の縮図であって、学生のみなさんに是非社会科見学させるべきではないか、と常々思っています。

オマエは時代から取り残されている、と言われればそれまでですが…。


posted by 村越ひろたみ at 23:33| 政治放談