2008年06月14日

対症療法を止めて原因療法を!

何とも、悲しくも情けなくなるような事件ばかりが巷間を賑わせています。秋葉原の無差別殺傷事件しかり、官僚の方々がタクシーの運転手さんからキックバックを貰っていた問題しかり、です。こうした騒ぎが起きるといつも思うことは、何故、同じような事件ばかりが起こるのか、という疑問と、これまでに対応を怠ってきた政権の無策ぶりに対する憤りです。

もちろん、ナイフの販売流通を禁止して歩行者天国を停止する。あるいは、タクシー券を廃止して、大臣や次官が綱紀粛正をする、というのは必要なことですから、大いに結構だと思います。けれども、こうした対応はいわゆる対症療法(表面的な治療で原因を絶ちきっていない)をしているに過ぎないと言えるでしょう。

先日も触れましたが、我が国は年間に3万人もの自殺者が出ている自殺大国に成り果ててしまいました。過去10年間で30万人以上の方々が自殺で亡くなっています。青森市の人口に匹敵する数字ですから、10年間で一つの県庁所在地が消滅したことを意味しています。こうした荒んだ世相こそが、秋葉原事件のような凄惨な事件の原因になっていることは誰も疑いを持たないでしょう。

また、官僚のみなさんが夜中まで仕事を頑張っておられるのは敬意を表するところですが、国民の税金でもってタクシーで帰宅をし、その税金の一部をポケットに入れているとなると、これは業務上横領の域だと思います。そもそも税金を動かしているという責任感や使命感が欠落しているからこのような事件が後を絶たない訳です。

そんな中、お隣の韓国では、米国産牛肉の輸入再開方針を決定した李明博政権に対して、20万人もの人が政権の経済政策に反対をしてデモを行ったそうです。我が国ではどうでしょうか。自公政権が長期化する中で、後期高齢者医療制度でお年寄りいじめを公然と行い、生活関連品目のうちの8割方の商品が2割近くも値上がりをし、ガソリンの値段は180円近くになっているのが現状です。韓国人以上に日本人はもっと怒るべきです。

私はデモを煽動するつもりは毛頭ありませんが、この状況を転換していくためには対症療法を繰り返している自公政権を止めて、原因療法(政権を交代して、病気の根本を治療する)を行うしかない、ということを申し上げたいと思います。

民主党は未熟な政党ですが、国民のみなさんからの後押しを頂くことで、官僚内閣制を打破し、国民のみなさんのための政治を実現できると確信をしています。


posted by 村越ひろたみ at 10:32| 政治放談