2008年08月04日

政治任用制度で政府の改造を

福田改造内閣がスタートしました。硬直した政治状況からすれば、変化があることは良いことでしょうから、内閣支持率もアップしているのだと思います。物価高やガソリン高、消えた年金の問題や医療をめぐる様々な問題に対して、今すぐに実効的なアクションを起こしてもらいたいと考えます。

もっとも、翻って考えてみれば、現状に一番求められているのは、内閣の改造ではなくて、直ちに解散をしてもらうことと、政府全体の改造を行うことなのではないでしょうか(どちらも「出来ない相談」だと思いますが…)。きちんと国民の手で官僚制度をコントロールし、責任の所在を明らかにしながら、税金の使い途をドラスティックに変えていくことこそ、日本の改革に欠かせざることだと考えます。

民主党では、政権交代を実現した後に、政治任用制度(ポリティカルアポインティー)をすぐにでも法制化できるように準備をしています。つまりは、局長以上の官僚を一旦全員クビにしてしまい、民間人や政治家、あるいは政権の意を汲んだ官僚だけが管理職に就くことで、役所を透明なものに改革をし、税金のムダ遣いをやめる、というものです。

確かに、日本の役人は優秀な方が集まっています。問題は、当事者意識が欠けていることと、誰も責任を取らない構造にあると思います。優秀な学生がこぞって官僚を目指す国というのは後進国の特性だ、という指摘があります。政権交代が実現して、政治任用制度が導入されれば、学生の官僚離れが起こるかもしれません。それでも、信頼できる政府をつくるためには必ずやらなければなりません。そしてその任には民主党があたるしかないのです。

秋から年明けにかけて解散含みの緊張感ある政局になっていくものと思われます。国民のみなさまから、政権選択をして頂くことで現状を突破しなければなりません。予定候補者としての任務は、民主党が政権を取ったらどう変わるのか、という事を具体的にお示ししていくことに尽きると考えています。


posted by 村越ひろたみ at 12:10| 政治放談