2008年11月13日

タイムスリップ

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世界経済が明らかに後退局面に入ったことにより、貿易金融が停滞しているとのことです。

つまりは、市場の流動性が枯渇しつつあり、取引の際の決済に明白な支障が出てきているという事です。

にわかに信じがたい話ですが、一部の国々ではお金で決済できないので、米と原油を等価交換する契約を締結する、などといった「物々交換」が始まっているとか…。

バブルが弾ければ振り出しに戻るのは確かに道理ですが、国家間の貿易において物々交換が始まるというのは数千年前にタイムスリップをするような凄まじい話だと思います。

野尻湖の周辺では黒曜石が採れるので山向こうの村で作られた縄文土器と交換しました、というような話の現代版を聞いているようなものです。

写真は今朝の市川駅です。


posted by 村越ひろたみ at 23:31| 政治放談