2008年11月22日
審議会の限界
評判の大変悪い障害者自立支援法が来春で施行から3年が経ち、見直しの時期にきています。
政府は論点を整理するために審議会を開いて検討をしているようですが、争点になっている「応益負担」に関しては足踏みをして結論が出なかったようです。
審議会政治の限界を露呈していると思います。私は、政権交代が実現したら、政府の審議会を全廃するべきだと考えていますが、それは別の機会に論じるとして、障がい者が日常生活を送るのにどうして福祉サービスの「利用料」を支払わなければならないのか、全くもって理解に苦しみます。
障がいがあろうとなかろうと平等に暮らすことのできる社会を志向するのであれば、応益負担という発想はやめて応能負担に回帰するべきだと思います。
それにしても、「審議会」なるものの弊害は目に余るものがあります。
写真は、今夜の行徳駅前です。
posted by 村越ひろたみ at 21:17| 政治放談