2008年12月09日

無題

オバマ次期政権が科学技術振興政策を打ち出すのではないかということが言われています。全米科学振興協会が「経済を刺激する研究開発の役割が国のトップレベルで再認識されるよう望む」との声明を選挙の直後に発表し、ブッシュ政権の方針を転換するように迫っているのが背景にあるとのことです。

我が国でも、早々にこの分野の支援策をそれこそ補正予算を組んででも行うべきではないでしょうか。中長期的な視点に立てば、給付金よりも経済全体に資すると思います。

とりわけ、iPS細胞など我が国で開発された貴重な技術は他国にさいがけて追加の研究開発支援を行い自家薬籠中のものにした上で、知的財産として国家戦略に組み込んでいくべきではないでしょうか。

基礎研究で大変な成果を出しているのにも関わらず、実用化が全く進展していないというのは大変勿体無い事ですし、国の助成や社会的認知が十分でない証拠だと思います。科学技術庁長官に今回のノーベル賞受賞者のどなかになって頂いて、研究の現場の意向を踏まえて陣頭指揮を執って頂くというのはどうでしょうか?


posted by 村越ひろたみ at 22:16| 活動報告