2008年12月10日

木を見て森を見ず

首相や与党幹部がたばこ税の増税を見送る発言をしたことで、この議論は一応収束したようです。

端から見ていて、税収増を狙っているのか、たばこを政策的に葬り去ろうとしているのか、それともその両方の意図があるのか、よく解らりません。

どうやら、消費税の議論をしたいのだけれども、それが出来ないのでたばこを的にかけている、ということのようですが(大の嫌煙家の私からすれば、たばこ1箱1000円というのは是非とも実現するべき政策ですが)、本質的な議論とは言えなさそうです。

税制全体の議論を先送りにして、些末な議論で帳尻を合わせて済まされる事態ではない、ということを覚えておかなければいけません。


posted by 村越ひろたみ at 22:49| 政治放談