民主党が同一選挙区で配偶者及び三親等以内の親族(子・孫・甥・姪・曾孫)を公認しない方針を決定したことを受けて、自民党が世襲制限を前倒しで行う決定をしたとのことです。
他党の政策をどんどん取り込んでいって、自らの弱点を無くしていく戦略なのかも知れませんが、結果として、世襲候補が減ることになるのであれば歓迎すべきことです。
世襲候補を無所属で立候補をさせて、そこには公認候補を立てずに事実上の支援をするとか、選挙が終わった後に「追加公認」するなどという抜け道を作らないようにしてもらいたいものです。
当初は、「次の次の選挙」から実施するとのことでしたから、「目の前のケーキをどうしても食べたいので、ダイエットは明日からにします。」と言っているようなもので説得力がありませんでした。
政治を変えるためには守旧派を動かすことが肝心であると改めて痛感しました。