2010年06月23日

参議院選挙を前に

政権交代が実現し、お陰さまで丸一年近くが経とうしています。この間、政治とカネの問題や首相のリーダーシップ不足など、民主党にご期待頂いていたみなさまをガッカリさせる場面が続いた事を率直にお詫びしなければなりません。本当に申し訳ありませんでした。

しかし、結果として菅直人首相・枝野幸男幹事長の新たな体制が誕生しました。この2人は、クリーンな政治をつくること、市民が主役の公平で透明な社会をつくることを掲げて民主党を立ち上げた面々であり、私が政治活動を初めて以来、親身なご指導を頂いてきた方々でもあります。その意味では、紆余曲折があったものの、民主党は結党の理念に立ち返って本来の姿に戻ることが出来た訳であります。彼らが政権運営・党運営の責任者に就いた事を歓迎すると同時に、昨夏、民主党に期待し世間交代に賭けてくださったみなさまのご期待に添える仕事がこれから必ずできるものと確信しております。

さて、通常国会が閉会し、いよいよ参議院選挙が目前に迫ってきました。千葉県選挙区では、新人で弁護士の道あゆみさん、全国比例区では私が私淑をしている広中和歌子さんが立候補を予定しております。

道さんは、法律家として、また後進を育成する教育者として、そして子育て中の主婦として活躍してきたとても民主党らしい素晴らしい人物です。もちろん、党の前執行部に対してコンプライアンスの観点から鋭い批判をした勇気ある方です。広中和歌子さんは、ユニセフの活動をはじめとした国連での活動や環境運動、女性の社会参加などに関するパイオニア的な存在であり、国会に引き続いて必要不可欠な存在です。

言うまでもなく、政権の基盤を確実なものにし、様々な政策の実現を推し進めていく上で、民主党が参議院選挙で単独過半数を確保することが重要です。しかし、それ以上に、私はこうした優れた方々と政治活動を共にできることを誇りに思うと同時に、率直に市民のみなさまに彼女達のすばらしさを知って頂きたいと考えています。
posted by 村越ひろたみ at 20:49| 政治放談