2010年12月10日

厳しいときこそ

みなさま、こんにちは。早いもので2010年も終わりを迎えようとしています。みなさまの手で政権交代が実現し一年があっという間に過ぎ去りました。まさに若葉マークをはずして本格運転に入らなければならない時期になりました。まずはこの間のわたくしに対するご親身なご支援と忍耐強く民主党政権を見守ってくださったことに深謝いたします。

政権に対する厳しい評価は骨身に沁みるものがあります。ここのところの選挙で連戦連敗していることもさることながら、日々辻々から聞こえてくるご批判は辛辣な内容が多くなってきています。しかし、そんな時こそ国民の声に耳をそばだてて着実に行動しなければなりません。世論に迎合するつもりはありませんが、政治が世論と切っても切り離せない関係にあるのもまた事実です。

かのマザーテレサは「愛の反意語は無関心である」という趣旨のことをおっしゃったそうです。行間を読めば、さまざまなご批判を頂いているうちが花であって、何もご批判が出てこなくなったときこそが、一巻の終わりだということでしょう。厳しいご批判やご意見はあくまで、政権交代に賭けた国民のみなさまの期待の裏返しと考えて、我々はさらなる奮闘努力をしなければなりません。

国民生活は待ったなしの状況です。まずは来年の常会で、国民生活のための予算を通すことで、たとえ少しずつであっても前進していかなければなりません。わたくし自身も、欧州の招聘プログラムで政策の勉強に出掛けたり、準備をしてきた議員立法を実現できるように一層精力的に活動していきたいと考えています。引き続いての叱咤激励を頂戴できますよう心からお願い申し上げます。
posted by 村越ひろたみ at 10:20| 政治放談